先日、新型コロナ感染症に対し、国から緊急事態宣言が発令されましたね。
東京都では理美容業は生活に必需の業務という事で自粛要請などはされないことになりました。 そのため今後、もし静岡県が緊急事態宣言の対象になった場合でもヘアサロンの自粛要請はされない可能性が高いです。
しかしながら、理美容の業務はお客様との距離が非常に近いサービスですので、当サロンとしては、今後もできうる限りの感染予防の対策をしていく所存です。
サロンの衛生環境については大変ご心配をされているお客さまもいらっしゃると思いますので、当サロンの現状での衛生管理措置について紹介させて頂きます。
◎以下はお客さま一人一人に行っている項目です。
・はさみや櫛など
よごれを払い落とした後、エタノール(80%)を浸した布で拭き取り消毒。
・レザー(かみそり)
ブラシでよごれを落とし流水で洗浄後、エタノール (80%) に10分以上浸して消毒。
・シェービングブラシ
流水で洗浄後、塩化ベンザルコニウム液(0.05%)に10分以上浸して消毒。
・シェービングカップ
洗剤を用いて洗浄後、微酸性次亜塩素酸水(PH5.0-6.5, 有効塩素濃度20-40mg/kg)を使用して消毒。
・シャンプーボール
洗浄後、 微酸性次亜塩素酸水を含ませた布でふき、消毒する。
・椅子
清掃後、 微酸性次亜塩素酸水を含ませた布でふき、消毒する。
・カットクロス
直接お客様の地肌に触れないよう、一人一人新しい襟紙を使用する。
・タオル
すべてのタオル類は、一人一人取り替えて使用する。
・スタッフの手指
担当を途中で交代する場合も含め、必ずハンドソープと流水により洗浄。必要により微酸性次亜塩素酸水またはエタノールを使用して消毒する。
・シェービング時は一人一人新しいグローブ(ニトリル製手袋)を使用する。
・シェービングの要・不要をお客様に確認し、不安な方にはシェービングを施術しない。
・シェービングやエステなど対面施術の際にはフェイスシールドを装着する。
・営業時間中は常にマスクを着用する。
・会話のトーンを抑え、飛沫感染を起きにくくする。
・ご来店時の健康チェックシートへの記入。
◎次は、サロン内全般についての項目です。
・椅子は隣り合わせにならないようお客様をご案内する。
・予約システムにより、サロン内が混雑しないよう気を配る。
・お客様情報の徹底管理
・1時間に一回程度、窓を開放して換気する。
・窓を閉めているときも換気扇による換気を充分に行う。
・加湿空気清浄機を使用しサロン内の空気の清浄と湿度をコントロールする。
・ドアノブ、待合椅子などのお客様が触れる可能性のある場所を定期的にエタノールまたは微酸性次亜塩素酸水を用いて消毒。
・トイレを次亜塩素酸ナトリウム(0.05%)を用いて定期的に清掃・消毒。
・雑誌類の撤去。(消毒が不可能なため)
・カウンターにアルコールジェルを設置し、手指消毒を促進する。
また、サロンスタッフに対しても感染リスクを抑えるための指導を徹底しています。こちらについては、次の記事をご覧ください。
通常、理美容の業界の衛生状態は、理容師法・美容師法という国の法律に基づいて管理されております。
そのため、衛生管理に対する意識は他のサービス業とは比べ物にならないほど高く、レベルの高いものだと考えております。
しかし、いくら衛生管理に気を付けていても、絶対に感染の可能性がないとは言い切れません。
とにかくリスクを下げていくための努力を、今後も全力でしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。